Rクラウニング研削の講習を行いました。
大型円筒研削盤によるRクラウニング研削についての講習を社内にて行いました。
指導は、ジェーテクトカスタマサポートの方を招いて9月8日、9日と二日間にわけての講習となりました。
弊社は、クラウニングの経験が全くない社員ばかりなので ゼロからのスタートとなりました。
大型円筒研削盤には、2軸CNCの機能を使い簡単な入力でRクラウニングできる Rクラウニングトラバース研削サイクルを装備していますので、熟年作業者だけでなく、社員誰でも研削できるように努力していきたいです。
今回のRクラウニング研削の講習内容とその結果です。
※test1 凸クラウニング(四次曲線)
testbar 材質S45C Φ65x長さ700mm
0 +0.02 +0.04 +0.045 +0.043 +0.031 +0.012 -0.009
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長さ700mm
クラウニング加工時間 3h
砥石 WA60 砥石巾41mm 砥石R 9999.999mm(凸R) 粗ドレスにて(2~3回)
仕上げ面 (粗さ) 約0.8S 送り目などは、見られない。
焼き目が付きやすいので、十分に注意して加工しました。
※test2 凹クラウニング(単純R)
testbar 材質S45C Φ65x長さ700mm
0 -0.024 -0.042 -0.048 -0.046 -0.036 -0.021 -0.002
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長さ700mm
クラウニング加工時間5h
砥石 WA60K 砥石巾41mm 砥石R 9999.999mm(凸R) 粗ドレスにて(3~4回)
仕上げ面(粗さ) 約1.6S 送り目がハッキリ見える。
焼き目が付きやすいので、十分に注意して加工しました。