長尺の加工物を研削する場合に熱や研削抵抗によって曲がりが生することがあります。熱の発生には、研削や機械の運動部からの発熱、作業環境の温度、研削液剤の温度変化などがあります。
温度変化の把握な大切です。円筒研削ではセンタを活用した研削加工がよく行われますが、熱によって加工物が延びるとセンタに押し付け力が増して図1の様にたわみます。
そこで、弊社では、下図のように振れ止め装置を寸法や形状、材質によって位置や設置数を変えて、工夫しながら研削しています。
さらに弊社では、長尺2500mm、大径Φ500mm、総重量500kgの機能を持つ大型CNCを装備しました。
長尺、大径でも高精度、高品質安定供給をお約束いたします。